代表理事あいさつ
一般社団法人浪江町地域文化フォーラムは福島県双葉郡浪江町の文化や歴史を後世に伝えるため2022年12月に設立しました。有史以来、様々な戦争や自然災害に巻き込まれながらも、そのたびに新しい街として築き上げられる、このこと自体はとても大切な点ですが、先人たちの文化の中にも大切に伝えていくべきものが多いと思います。
浪江町域には、縄文時代から人びとが住んでいた集落跡が確認できます。そして、多くの古墳が造立されました。古代には広大な田畑としての条里制遺構があります。中世には現在の大熊町・浪江町・双葉町・葛尾村を統治した標葉氏が請戸や権現堂を拠点としました。近世には浜街道の宿場や東廻り航路の寄港地として発展し、産業としての大堀相馬焼、薪炭生産で発展していきます。安政の浪江大火、戊辰戦争の激戦地として、街は疲弊していきますが、近代に至っては物資の集積地となっていきました。
町内の各大字にはそれぞれ固有の歴史と文化が育まれており、そのまとまりが浪江町として成立していました。私たちは自治体・企業・研究教育機関、そして浪江が好きな皆さまとともに浪江の地域文化の継承に努めていきたいと思います。
2022年12月
代表理事 三原優蔵
役員
理事 天井優志
理事 西村慎太郎
理事 堀川文夫
理事 三原由起子
理事 吉田正勝